茶太郎豆央 "The Third Wave"

The Third Wave - The Latest Coffee Culture in San Francisco / Bay Area

現在アメリカのサンフランシスコ,バークレー周辺で盛り上がりをみせる最新の珈琲カルチャー,サードウェーブ(Third wave),を紹介した本.サードウェーブの文化や作法,道具,歴史,楽しみ方がわかる.そしてこれらを通じ,忙しない東京とゆったりと時間のすすむサンフランシスコを比較し,珈琲を通じて,日々を大切に過ごす意義を説く.

簡単にサードウェーブとは何かをまとめておく,まずファーストとセカンドとは?

  • ファーストウェーブ (19世紀後半から1960年代): 流通の発達により,大量の珈琲が安定した低価格で,一般家庭に提供されるようになったこと.レギュラーコーヒーの普及.
  • セカンドウェーブ (1960年代から2000年代): スターバックスをはじめとするシアトル系コーヒーショップにより,スペシャリティコーヒーが提供されるようになったこと.

では,サードウェーブの定義とは?

  • シングルオリジン
  • フェアトレード
  • ローカルでの焙煎

シングルオリジンでは,ブレンドしたり深煎りをせずに,豆そのものの味を楽しむことを追求する.そしてその味を十分に引き出すために,一杯一杯がとても丁寧に淹れられる(そのため,若干値段は高い).

この本を読んですぐにサードウェーブの味を試しに行ったが,今まで飲んできたただ苦みの強い珈琲とはまったく違った.味が複雑に変化し,匂いも素人でもわかるくらい全然違った.かなり,衝撃的な体験をした.珈琲に関してあたらし風を吹き込んでくれた本書に感謝.

{%blockquote%} 1日1440分のうちの15分を、コーヒーを楽しむための準備に使うことで、ひとつの「ていねいな暮らし」が実現するのです。 {%endblockquote%}