カーネル読書会 #111でLTしてきた+Dockerによる次世代のPaaS

“DockerでPaaSをつくる #ylug_111”

@hyoshiokさんにカーネル読書会でLTをする機会をいただいた.内容はDockerの応用の1つでOSSのPaaSをつくるというもの.Herokuの内部実装を説明しつつ,Dockerによりいかに簡単にPaaSを作れるようになったかを話した.

最後にちょっと話した,次世代のPaaSもしくはHeroku++を目指すFlynnは,野心的ですごく面白い.簡単にいうとFlynnはHerokuの簡便さとAmazon EC2のような自由度を兼ね備えたPaaSを目指している.Flynnは以下の2つのレイヤーで構成される.

  • layer0:CoreOSのetcdによるサービスディスカバリー層
  • layor1:Herokuのようなアプリケーションのデプロイ+管理層

このプロジェクトにはdokkuの作者である@progriumさんも関わっている.dokkuは単にProof of conceptで,実際にこの辺のコミュニティが目指してるのはFlynnのような次世代のPaaSなんだろうなと思う(詳しくは“The Start of the Age of Flynn”を参考).

Flynnについては最近いろいろ調べたりしているので,そのうちちゃんとまとめたい.とりあえず,参考文献だけ載せる.