PaaSエンジニアになった

今まではモバイルアプリ向けのAPIの開発に携わりつつ,CIやデプロイ自動化といったDeveloper Productivity的なことをメインとしていたが,PaaSチームにジョインした.後に自分がどういうことを考えて舵を取ったかを見返すために簡単に今思っていることを綴ってみる.

PaaSという選択

“実践Heroku入門”の’はじめに’にしつこく書かれているようにPaaSの大きな目標は「アプリケーション開発者の効率を最大化」することにある.もともとDeveloper Productivity的なことが好きでいろいろやってきたが,その究極的な形がPaaSではないかと思う.

PaaSといってもプライベートPaaSだが,素晴らしいアイディアがあり,それを簡単にリリースでき,かつスケールもできる,そういうプラットフォームを社内にもっているのは大きな強みになると思う.どうすれば開発者にとって使いやすいプラットフォームになるのか,それがいかにビジネスとしてうまくスケールできるのか,といったことをどんどん突き詰めていきたい.

PaaSへの興味は,FlynnやDeisのコミュニティやその成長を見てきたことも大きい.この辺の技術の動きは本当に面白い.

技術的な興味

自分が関わり始めたPaaSは結構なサービスを動かしつつも,パフォーマンスや運用上の問題を抱えている.それらを解決するために,Dockerや各種DevOpsツール,そして言語としてGolangに舵をとろうとしてる.

昨年あたりから個人的に興味をもってDocker等のツールやGolangを触ってきたが,個人レベルと実際の運用ではかなりの乖離がある.気に入った技術をガチな環境で試していける機会はなかなかない.実運用でこそ,大変さがわかるし,本当の良さがわかると思う.

PaaSというと今はポリグロット(他言語)対応が当たり前だが,それを運用するにはその対応しているプログラミング言語に精通する必要がある.自分のメイン言語以外も,ちゃんと運用できるくらいの知識はもっていたいので,その辺も魅力に感じている.

また,自分は開発の知識はあっても運用の経験は全くない.現在のチームは開発だけでなく,数千台規模のサーバの運用も自分たちでこなしているため,しっかりした運用の知識をつけることもできる.言葉としてはなく実感として.

まだチームに入って2週間程度だが,毎日知らないことが入ってくるのでとても新鮮!

環境

少数精鋭かつ,フラット,スクラム体制などが良い点として挙げられるが,一番気に入っているのが,OSSにどんどんコミットしていこうという姿勢.良いツールができれば公開するし,使っているツールに問題があればどんどんプルリクエストを送る.仕事としてそれが奨励されている.

また,日本人がほとんどいない.完全に英語.日本という住みやすい場所で英語使って働けるのはとても良いと思っている(いろいろ意見はあると思うけど).

まとめ

こういう機会が得られたのもブログ書いたり,外で発表してた結果だと思う.巡り巡って現在のチームのひとに知られることになった.こういうことを良くいろんな人が言ってて本当かよ!と思ってたけど実際本当だった.これからもどんどん続けていきたい.